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がん


がんの病期

医師は、がんの深刻さと、体内での広がりに応じて病期(ステージ)を診断します。数字が小さい病期は、がんが発生した部位から遠い部位まで広がっていないことを示しています。数字が大きい病期は、がんが他の部位まで広がっていることを示します。その場合、がんはより深刻で、治療が難しくなる傾向があります。ほとんどのがんには、4つの病期があります:病期I(1)から病期IV(4)。がんの種類によっては、病期0もあります。12

  • 病期0。病期0とは、がんが「存在する」ということ、あるいは「表層にある」ことを示し、がんが発症したばかりであることを意味します。がんは周辺組織にはまだ広がっていません。この病期のがんは、通常、手術により腫瘍全体を取り除くことで、高い確率で治癒することができます。1213
  • 病期I。病期Iは、よく「早期がんあるいは限局性がん」と呼ばれています。通常は、周囲の組織へ広がっていない状態の、小さいがんです。リンパ節や体内の他の部位にも広がっていない状態です12
  • 病期IIと病期III。周囲の組織へ深く広がった状態の、大きいがんです。リンパ節にはすでに広がっているかもしれませんが、体の他の部位には広がっていない状態です。1213
  • 病期IV。この病期は、他の臓器や体内の他の部位へがんが広がっている状態です。「進行がん」や「転移がん」と呼ばれることもあります。13

がんの研究や治療を行う医師のことを、「腫瘍内科医」と言います。がんについて研究する腫瘍学には、3つの分野があります:

  1. がんの予防:人々ががんを回避できるようにします。
  2. がんの診断:がんがどの種類なのか、どの病期にあるのかを判明させます。
  3. がんの治療:がんの治療選択肢を見極め、がんそのものの治療もしくは症状を治療します。


がんについて

がんと診断されても、決して”ひとりぼっち”ではないと覚えておくことが大切です。アメリカ国立衛生研究所の機関である国立がん研究所は、米国のがんに関する以下の統計を発表しています。:1

  • 米国人が生涯において、がんと診断される確率は約40%。
  • 2016年に新たにがんと診断された症例は160万件。
  • 2014年にがんの診断を受けた子どもは16,000人で、そのうち約88%が生存。
  • 2014年にがん診断後も生存した人は1,450万人。
  • 世界中で、がんは主要な死因の1つとなっている。
  • 最も一般的ながんは、乳がん、肺がん、前立腺がん、結腸および直腸(大腸)がん、膀胱がん、黒色腫(皮膚がんの一種)です。
  • がんによる死亡者数は、女性より男性が多い。
  • 民族や性別による違いは、アフリカ系アメリカ人男性が最も多く、アジア太平洋諸国の女性が最も少なくなります。
  • 世界保健機構(World Health Organization:WHO)は、世界中のがんについて、次の統計結果を出しています。2 世界中で、がんは主要な死因の1つとなっており、2012年には、800万人以上の命を奪いました。
  • 世界中で、死因となる主ながんの種類は、肺がん、肝臓がん、胃がん、結腸および直腸がん、乳がん、食道がんです。
  • 世界中で、がんの最大の危険因子(がんの原因となり得るもの)は喫煙で、がんによる死亡者数全体の20%、肺がんによる死亡者数の70%に関わっています。

2012年から2032年までの間に、世界で毎年新たにがんの診断を受ける人数は1,400万人から2,200万人に増加すると推定されています。2 米国で最も多いがんの種類は乳がんです14 死因として最も多いがんは肺がんです。米国で一般的に三大がんといわれるものは、皮膚がんを除き、男性は、前立腺がん、肺がん、大腸がんで、女性は、乳がん、肺がん、大腸がんです。