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胃ろう(PEG)トラブル対処法

トラブルとその対処法には個人差があります。必ず主治医にご相談下さい。

■スキントラブル

a. 発赤
対策
1.チューブストッパーを適度に緩めて観察します。 2. 浸出液、瘻孔周囲からの粘液などが付着したままにならないよう  皮膚の清潔を 保ちます。
3. 局所の生食洗浄を行い、経過観察をします


b. 皮膚潰瘍
対策
1. チューブストッパーを適度に緩めて観察します。
2. 必要に応じて板状の皮膚保護材を使用します(健康な皮膚を浸出  液等から保護するため)

c. 肉芽
対策
1. 痛みがない、出血がない、本人も気にならない場合は、特に処置 せずPEGカテーテルの固定法を工夫するなどして経過観察をする場合もあります。
2. 特に大きく範囲も広い場合、局所麻酔をして肉芽を外科的に切除します。


■胃瘻周囲からの漏れ

対策
1. 胃内にガスが充満している場合は栄養剤の注入前にガス抜きをします。
2. あらゆる手段を尽くしても異常に漏れる場合は、消化管障害が想定されることがありますので担当医にご相談下さい
3. PEG専用のカテーテルを使用していない場合はPEG専用のカテーテルに変更します
4. 少量の浸出液や栄養剤の漏れによるスキントラブルを予防するための、PEG専用皮膚保護剤があります。

 

■カテーテルの自己抜去&脱落

a. 瘻孔が完成していない場合
対策
1. 栄養剤を注入していた場合直ちに中止します。
2. 瘻孔にネラトンやドレーンチューブを挿入しドレナージを行います。
3. 経鼻的に胃管チューブを挿入し、胃液を持続吸引します。
4. 抗生物質を投与します。
5. 数日慎重に経過観察します。
6. 腹膜炎発生の場合は外科医と相談します。
 

b. 瘻孔が完成している場合
対策
1.直ちに交換用胃瘻カテーテルを留置します。(放置しておくと瘻孔は簡単に閉じてしまうため)
2.早急に(6時間以内をめどに)医療機関へご相談下さい。

 

■誤嚥、胃食道逆流

対策
1. 投与速度を遅くします
2. 半座位にして栄養投与を行います。
 

■下痢

対策
1. 急速投与している場合は速度を落とします。
2. 高浸透圧栄養剤を投与している場合は栄養剤を薄め徐々に濃度をあげるか等張性栄養剤を選択します。

参考:胃ろうケアガイド(監修:北里大学東病院 松原康美)

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